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企業事例

2020/02/18

社長と念いを共有し、「学ぶ」から「栄える」組織をめざす!

学べるポイント

「Garage Minato」を立ち上げ、町工場にイノベーションを巻き起こし、「世界のものづくりの課題を解決する」という圧倒的なビジョンを三位一体で実現しようとしている。

成光精密株式会社
代表取締役 高満 洋徳 氏
取締役工場長 成瀬 純基 氏
https://www.seikouseimitsu.com/

高満社長にお尋ねしますが、工場長である成瀬さんが経営研究会に入会したいきさつはどのようなものでしたか?

(高満)「私たち経営者が経営研究会でやっていることを理解してほしい」という思いから入会してもらいました。日創研の研修等で素晴らしい学びをし、志高い仲間と顔と顔を合わせることで共に成長していくことを知ってほしいという思いです。共に学ぶ場としての経営研究会を理解して欲しいというのが、率直な思いでした。

成瀬さんは経営研究会に入会してどんなことを学びたいと思いましたか?

(成瀬) 入会前からオブザーブで例会には参加していました。経営研究会に入り、業績アップ委員会に所属し、委員会内での関わりの多さを実感しながら、室田委員長を通じて、「組織を動かしていく中でどういうことを軸にしていくのか」「その軸を伝える方法としてはどういうものがあるのか」などを学びました。

それらの学びを会社組織内で活かすことはできましたか?

(成瀬) 経営研究会の委員会では、伝える側が伝える切り口などを変えることで相手を動機づけできることを学びました。自社では問題が生じたときには部下の考えや行動を頭ごなしに変えさせようとしてしまいがちで、こちらからは正論をぶつけていくので部下は何も言えなくなる状態になっていることに気付けたので、部下に対して気持ちや考えなどを積極的に聴くようになりました。
 それから「社長の位置付け」が明確になったと感じています。例会で講師の話を聴きながら、高満社長はこの話しをどういう念いで聴いているかなと経営者の立場に立って聴くようになりました。そして社長が翌日の朝礼などでその内容やそこから得た念いをアウトプットしているのを聴くことで、社長の価値観や念いが理解できるようになりました。仕事のあらゆる場面で社長の存在がクリアになってきました。それぞれの距離が縮まり、組織として強くなったのではないかなと思います。

(高満)経営研究会での学びを通じて、部下の考えを聴く姿勢になってきたから距離が縮まったと実感できています。社長の指示を全うするというタスク機能だけでなく、部下一人ひとりの可能性を見ながら全体を底上げしていくというのが経営研究会に入ってからできてきたのではないかと思います。

二人で経営研究会に参加することで、業績に直結する変化はありましたか?

(高満)業績に直結はこれからですが、「Garage Minato」ができたのは、一緒に勉強するというスタンスがあったからこそだと思います。共に学ぶことが「Garage Minato」に繋がり、工場長がテクノマスターに認定されたことにも繋がっていったと思います。

(成瀬)現場レベルで変化したのは、社内を三交代制にし、それぞれにシフトリーダーやサブリーダーを決めてシフトチームとして機能させたことです。これは経営研究会の委員会活動をお手本にしました。役職を持たせ役割を明確にすると自分たちで考え、行動しやすくなる。それが業績につながっていくのではないかなと考えています。

今後も一緒に学ばれることで、どのようなビジョンを描いておられますか?

(高満) 「世界のものづくりの課題を解決する」です。私たちいわゆる「町工場」は下請け的な要素が強いですが、これからは「自社ではこういうものがつくることができる」「こういうアイディアや技術がある」ということを発信していきたい、新しいものづくりのカタチをつくっていきたいです。
 経営研究会への期待としては、「学ぶ」ことだけでなく、「栄える」ことにも焦点を合わせることでイノベーションが加速するのでないかなとも思っています。学びをどのように業績向上に繋げていくのかを追求していきたいです。